YOSHIMI裁判いっしょにアクション!
「吉見裁判」とは、中央大学の吉見義明さんが、日本維新の会の桜内文城衆議院議員(当時)を名誉毀損で訴えた裁判です。

2016-02-17

日刊ベリタに掲載されました


「吉見裁判」東京地裁判決下る

1月20日、私は「吉見裁判」の判決を聞くために東京地裁へ行きました。
 「吉見裁判」とは、平成25年5月27日、日本維新の会の桜内文城衆議院議員(当時)が日本外国特派員協会という公の場で、20年以上にわたって日本軍「慰安婦」の実態を追求してきた吉見義明中央大学教授の著書に対して「これは既に捏造であることがいろんな証拠によって明らかとされております」などと発言したことから、吉見教授が発言の撤回と謝罪を求めて桜内氏に内容証明を送ったところ、桜内氏が応じなかったため、吉見教授が桜内氏を名誉棄損で訴えた裁判です。 <続き>

2016-02-14

[シンポジウム]日韓「合意」問題 連続企画シンポジウム(2/27、3/19)のご案内

[シンポジウム]日韓「合意」問題 連続企画シンポジウム(2/27、3/19)

 2015年12月28日、日韓両外相が発表した「慰安婦」問題に関する「合意」は、何よりも日本軍「慰安婦」被害者の方がたの声に耳を傾けることなく「最終解決」とした点で容認できません。安倍政権は、形式的な「責任」と「謝罪」の表明と、韓国政府が設立する財団への10億円拠出だけで、「慰安婦」問題を「最終かつ不可逆的」に終わらせると約束させました。歴史教育に言及しないばかりか、朴槿恵政権は「平和の少女像」(平和の碑)の撤去・移転まで示唆しています。
 日韓「合意」に対し、日本では歓迎ムードですが、韓国では被害女性たちや支援団体含め全国的な抗議運動が起こっています。
 日本と韓国の世論の落差はどこに起因するのか——
 被害女性が望んでいない「合意」で「慰安婦」問題の幕引きは許されません。
 2つのシンポジウムをとおして、今後の課題を浮き彫りにします。

★チラシはこちらから
http://fightforjustice.info/?p=4161

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日韓「合意」と日本の「慰安婦」問題認識
——忘却のための「解決」は許されない


■「日韓「合意」の何が問題なのか」
吉見義明(日本史/中央大学教授)
■『帝国の慰安婦』事態と日本の知識人
鄭栄桓(チョン・ヨンファン、朝鮮近現代史・在日朝鮮人史/明治学院大学准教授)

コメント:北原みのり(作家)、金富子(植民地朝鮮ジェンダー史/東京外国語大学教授)
主催者あいさつ:中野敏男(歴史社会学/東京外国語大学教授)
コーディネーター:梁澄子(日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表

●日時:2016年2月27日(土)13:00開場、13:30〜17:15
●会場:韓国YMCA地下ホール・スペースY(JR「水道橋」東口5分)
●参加費:一般1000円(非正規・学生500円)
●共催:日韓「合意」と日本の「慰安婦」問題認識シンポジウム実行委員会、
日本軍「慰安婦」問題web サイト制作委員会(FFJ)        
●協賛:御茶の水書房 週刊金曜日
●問合せ:http://fightforjustice.info/?page_id=601#contact


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【Fight for Justiceシンポジウム】
「慰安婦」問題と現代韓国 ——日韓「合意」の何が問題か      


韓国を代表する韓国現代史研究者・アクテビィストの韓洪九さん(聖公会大学教授、Fight for Justiceブックレット3の共著者)を招いて、韓国の歴史的社会的文脈のなかで「慰安婦」問題がどう扱われてきたのか、今回の日韓「合意」をどうみるのか、朴槿恵政権はなぜ「合意」を推進したのかに関して講演を聴き、さらにコメンテーターとの応答を通じて、今後の課題を浮き彫りにします。 

■講演:韓洪九(ハン・ホング)
コメント:梁澄子(ヤン・チンジャ、日本軍「慰安婦」問題解決全国行動共同代表)
吉見義明(日本史/中央大学教授)

主催者あいさつ:小野沢あかね(日本近現代史、女性史/立教大学教授)
コーディネーター:金富子(植民地朝鮮ジェンダー史/東京外国語大学教授) 

●日時:2016年3月19日(土) 12:00開場、12:30〜15:45
●会場:中央大学駿河台記念館281教室   
(JR中央・総武線「御茶ノ水駅」3分、丸の内線「御茶ノ水駅」6分、
千代田線「新御茶ノ水駅」5分)
●参加費:一般1000円(非正規・学生500円)
●主催:日本軍「慰安婦」問題web サイト制作委員会
(日本の戦争責任資料センター
「戦争と女性への暴力」リサーチ・アクションセンター(VAWW RAC)) 
●協賛:御茶の水書房 週刊金曜日
●問合せ:http://fightforjustice.info/?page_id=601#contact

*韓洪九:歴史学者。韓国聖公会大学教養学部教授。NGO平和博物館の創設メンバー。日本語で読める著書に『韓洪九の韓国現代史——韓国とはどういう国か』『韓洪九の韓国現代史Ⅱ——負の歴史から何を学ぶのか』(平凡社)、『倒れゆく韓国』(朝日新聞出版)、最近刊『韓国・独裁のための時代—— 朴正煕「維新」が今よみがえる』(彩流社)など。Fight for Justiceブックレット3『朝鮮人「慰安婦」と植民地支配責任 Q&Aあなたの疑問に答えます』にインタビュー「自国の加害の歴史とむきあう〜事実認定と謝罪なき「和解」はない」収録。

【シンポジウム賛同カンパのお願い】
海外ゲスト招聘のためご支援よろしくお願いします。

賛同団体名は当日資料に明記します。
個人:一口1000円/団体:一口3000円
■郵便振替:00160ー4ー323057
【口座名】FFJ(エフエフジェー)
*通信欄に「シンポ賛同金」とお書きください。